PATE FEUILLETEEパート・フイユテ(折りパイ生地)は、焼き上げると層状に仕上がる生地。ミルフィーユに使われている、あの生地です。
何枚もの葉っぱが重なっているように仕上がることから、語源は、FEUILLE(葉っぱ)かと思いきや、ラルース料理百科辞典によると様々な諸説がある。17世紀の有名画家クロード・ジュレによって発明されたとか、コンデ家の菓子係のトップFEUILLETという職人によって発明されたとも言われている。
ただし、これよりも以前に存在したという説も多い。 というのも、古代ギリシャ時代の記述にPATE FEUILLETEEがすでに登場しているからだ。 さらに、この時代より以前に、トスカナ公爵領の宮廷で、FLEURON(フルロン、PATE FEUILLETEEで作った花形の付け合せ)が供されていたことも証明されている。
最後にもう一説。シャルル5世の時代(在位1364 〜 1380、つまり14世紀)に、FEUILLETAGE A L'HUILE(オイル入りフイユタージュ)はカオールという町の特産品であったとも。今の菓子作りになくてはならないPATE FEUILLETEEに、これほどの長い歴史があったとは驚き。
さて、このPATE FEUILLETEE作り方を少しご説明いたします。
まず、小麦粉、塩、水、少量の溶かしバターを混ぜて
DETREMPE(デトランプ)
と呼ばれている生地を作ります。このデトランプでバターを包み、幾重にも折り込んでいきます。 折り込む回数は、5〜6回ほど。こうすることによって、デトランプとバターの層が幾重にも折り込まれ、薄い層状に焼き上がるのです。やや面 倒な生地作り。この便利な世の中、もちろんすでに出来上がった生地が各社から販売されています。
その中でも、お薦めはフランスの
FRANCOIS社のPATE FEUILLETEE
です。
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