Foie Gras(フォアグラ)

フォアグラとは肥育させたガチョウや鴨の肥大した肝臓のこと。その歴史は、なんと紀元前2000〜3000年前にまで遡るとも言われている。当時、ナイル河のほとりで冬を過ごしていたガチョウ(渡り鳥)は、その後の長旅に備えて脂がのって丸々とした状態だった。これを好んだ古代エジプト人がガチョウや鴨を飼育&肥育させていたという説もある。また、古代ローマ人にとってガチョウは聖なる存在。その肉とフォアグラはグルメの間で高く評価されていたようで、肝臓を肥大させるためのノウハウは熟知されていた様子。当時は、干しイチジクを与えて肥育させ、取り出したばかりの温かいフォアを蜜入りの温かい牛乳に浸すことによって膨らませた上、風味を加えていたとのこと。 現在は、トウモロコシが肥育飼料として使われいる。また、フランスのフォアグラの主要産地は南西部。生産量は年間8,000トン余り。その他には、ヴァンデ地方、ロワール地方(カナール主流)、アルザス地方(オア主流)でも生産されている。


*情報誌BON APPETIT-net.com2000年11月号ではフォアグラの生産者、キャスタン社をご紹介しており、フォアグラの伝統的な製法について、また、工場生産のフォアグラとの違いについて詳しく御説明しています。